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危ういところを突然現れた千尋。
一見、弥生の危機を救ったかのように見えたが…。

ロリ・百合・ひとりえっち・聖水ネタが好きな人はどうぞ。
(微エロなので耐性のない方、18歳未満はご遠慮ください)
キャラ絵
この話を最初から読む
「あの……千尋ちゃん……?」

 ひんやりとした浴室の空気に身が縮こまる。そんな冷えた身体を温めようと、胸の中のポンプが全身に血液を循環させているが鼓動を早めている理由はそれだけではなかった。

「なんですか、弥生さん?」

「私、一人で出来ますから……その……」

 言いたいことがあるのに上手く言葉に出来ない。でも、それも当然のことだった。
 私は今、一糸纏わぬ姿で千尋ちゃんの前に立っているのだから。
 彼女の前で裸になるのは初めてのことではないが、依然とはまるで状況が違う。
 今回は私一人が肌を晒している。
 …………仕方のないことだけど。

「何を一人で出来るんです?」

 彼女は膝をついた姿勢でいじわるな質問を投げかけてきた。

「そっ、それは……その………ごにょごにょ……」

 ひとりえっちをした挙句、おもらしして汚してしまった後始末だなんて言えるはずもない。
 が、勘のいい千尋ちゃんのことだ。私がどうしてこんな状態なのかは当然察しているだろう。
 既に真っ赤になってる顔が更に熱を持つのを感じると思わず目を逸らしてしまった。

「ふふふ、大人しくしていてくださいね。すぐに済みますから」

 シャワーノズルを手に取り、蛇口を開けると、ぷしゅっというお湯の吹き出る音ととともにうっすらと湯気が立ち上る。
 指先で湯音を確かめつつ調整すると手首を返し、私の足先に飛沫を当てた。

「ひゃっ……」

 冷たい外気に慣らされた肌と浴びせられるお湯の温度差に驚く。
 でも、それもほんの一瞬のことだ。お湯を当てられている部分から上っていくようにじわじわと温もりが広がっていく。
 まるで身体全体をマッサージされているような心地よさに強張っていたものが解れていくのがわかる。

「お湯加減はどうですか?」

 シャワーを浴びせながら腰から下の汚れた部分をタオルで拭ってくれている少女が問いかけてくる。

「はぃ………しゅごく…気持ちいいれす……」

「弥生さん、顔が緩みっぱなし……♪」

「ふぇ……?」

 そう指摘され、洗面台の鏡で自分の顔を確認する。そこには目はとろんと虚ろで口の端から涎が垂れている情けない自分の姿が映っていた。

「あ……やだっ……だらしない顔しちゃって……!」

 慌てて両手で顔を覆い、乱れきった顔を正そうとする。

「ふふふっ……いいんですよ、気持ちいいなら気持ちいいって顔しても。それにいろいろ我慢するのは身体にも心にもよくないですし」

「え……」

 彼女の声が映画に出てくる大人のお姉さんのように威厳と迫力を含んだ年不相応なものに変化した。
 この豹変ぶりには前にも体験した覚えがある。いや、ありすぎるほどで温まったはずの身体にぞくりと悪寒が走った。

「まだ残ってるでしょ、ここに」

 細い人差し指がぷにぷにと私の下腹部を刺激する。そうだ、先ほど玄関の一件で驚きのあまり尿意が引っ込んでしまったとはいえ、おなかの中には相も変わらず、おしっこという望まざる滞在者が居座り続けているのだ。
 そして、この滞在者は刺激という退去通知で思い出したかのように私の中で暴れ出した。

「あっ……だ、だめ……指で押さないで……おしっこ……漏れちゃうよぉ……」


「漏らしてもいいじゃないですか。ここはお風呂ですし、気にしないですっきりしてくださいよ」

「だって……だって………」

「だって……なんですか……?」

「………恥ずかしいもん………」

 その言葉を聞いた千尋ちゃんはやれやれと呆れるように首を振る。

「あれだけ派手におもらししておいて、今更恥ずかしいも何もないと思いますけど…?」

 彼女が言っているのは先日の部室での一件のことだ。あれが私と千尋ちゃんの秘密の関係の始まりであり、頭の中から消したい恥ずかしい思い出でもあった。

「う~……いじわる……」

「その恥ずかしさ、私が消してあげますよ」

 にやりと悪魔のような笑みを浮かべる年下の女の子に、私は身体の芯が熱くなるのを感じていた。

 第六話に続く
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2017.01.31 Tue l アンビバレンツ・リプレイ l コメント (0) l top

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