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思いつきで作った女児がおしっこを我慢したりおもらししたりするだけの作品の四話目です。
2017年最初の更新になります。今年こそはマメに更新したい……(遠い目
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予想した通り……いや、予想以上の酷い有り様に小さく息を飲む。
「あ、あの……えっと……だ、誰か呼んでくるね。委員長……はダメだし……あ、保健の先生とか!」
これは私の手にはおえない。
刹那に考えに至り、慌てて個室の外へ出ようとした。その時だ、新堂千里が私に対しての今日初めての言葉を紡いだのは。
「待ってっ……いか……ない……でっ……ひとりに……しない……で……お願い……」
不安に声を震わせ、助けを乞う同級生の姿に折れかけていた気持ちが息を吹き返す。
そう、あの時助けようと決めたのは他の誰でもない私自身なんだ。ここで全部を放り出して逃げ出すわけにはいかない。
「あの、逃げようとしてごめん……どこにも行かないから……安心して?」
「ほんとにほんと……?ぜったいのぜったい……?」
ポロポロと涙を零し、確認を何度も繰り返すクラスメイトに向き直ると、言葉を続けた。
「新堂さんを……千里を……ひとりにしないから」
掴まれた手を握り返すと、触れた部分から伝わるしっとりとした生温かい感触。同級生で背丈もそんなに変わらないはずなのにとても小さくて幼く見えた。

「ほら、服から早く手を離して。脱がせられないから」
新堂さん改め、千里の前に立った私は少し強めの口調で語りかけた。誤解してもらっては困るが、彼女を辱しめるのに言ってるわけではないし、ちゃんとした理由はある。
どこのクラスも授業中とはいえ、催してトイレへ駆け込んでくる女子が他にいないとも限らない。そうなるとこの現場が明るみに出る上に千里の失敗が知られてしまうことになる。そう考えた私は手早く床に広がっていたおしっこを水で流し、トイレから出ようと彼女の手を引いた。が、予定はそこで頓挫してしまった。当の本人が濡れた服で歩くのが恥ずかしいと頑なに動こうとしない。そんな千里に業を煮やした私はついに、強硬策を取ることにしたのだ。
「ぅ……ん……」
今にも泣き出しそうな表情で私の顔と自分の手を交互に見つめていた千里は、観念したのか広がったシミを隠すように握りしめていたスカートから手を離した。
「じゃ、脱がせるからね……」
千里の足元にしゃがみこむと、スカートの脇にあるファスナーを下ろしはじめた。小さな音を立てながら、指が太もものラインに沿って滑っていくが粗相のせいで濃い色に染まったスカート生地はいびつなシワをつけたまま太ももに張り付いている。普段目に見るにふわりと軽く着脱がしやすそうなスカートという服がまるでプールに入った後の水着みたいだ。
(ん……脱がしにくいなぁ……)
悪戦苦闘しつつ脱がし終えると、黒いスカートの下から現れたのは白とピンクのストライプ地が黄色く濃い臭い染められた女児ショーツだった。
「「……………」」
気まずい沈黙が二人の間に流れる。自分以外の、ましてや失敗で汚してしまった下着を見る機会なんて滅多にあるものじゃない。それは見られている彼女も同じなのだろう。シャツの裾を引っ張り、何か言いたげにもじもじと身をよじっている。
「あ……ごめん、恥ずかしいよね……私、もう触らないほうが…………」
「ち、違う……の……」
言い終わる前に私の言葉は遮られた。
「その……お、おもらしした……私がワガママ……言って……箱崎さんに…………迷惑かけてるから……嫌じゃないかって……おしっこでいっぱい濡れてるし……臭い……し…………」
ポツポツと小さな声で自らの考えを語る千里。おもらしやおしっこなど、普段の生活で口にするとこが憚られる言葉が並び、こちらまで気恥ずかしくなってくる。
確かに濡れている服や下着を触るのは気持ちがいいものではないし、それがお世話にもいい匂いとは言えないおしっこなら尚更だ。でも、今更そんなこと気にしてはいられなかった。
「だったらこんなことしてないわよ……あと、下の名前でいいから……私も千里って呼んだし……」
「うん…………ありがとう、歩ちゃん……」
ようやく見せた彼女の笑顔に、私も安堵の笑みを返した。
第五話に続く
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2017.01.11 Wed l 少女はそれを我慢できない l コメント (0) トラックバック (0) l top

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